yuと深夜に、ワインを飲みに行った。
相変わらず死ぬほど働いているようだが、彼は最近手紙を書くのにハマっているらしい。ちゃんと伝えたいことは手紙で書くようにしているとか。
良いな、と思った。手紙のように形に残るもの、というのもそうだし、やはり手書きの良さというのは、ある。
最近、僕もめっきり手書きにハマっている。経済学を勉強しようとすると、どうしてもグラフや数式を大量に書く必要が出てくる。これは、もう、手で書いて考え、馴染んでいくしかない。タイピングの入力方法では、どうにもならない世界なのだ。
ここ数ヶ月の勉強は、古典的に紙のノートにペンで書いていたが、勉強する分野が増えると、どうにも収集がつかなくなってくる。大学も本格的に始まったので、観念して、デジタルを導入することにした。
AI noteという電子メモデバイスである。電子ノートには懐疑的だったが、これは書き心地がかなり物理の紙ペンに近く、サラサラと描けて、ゴキゲンである。
書くのが楽しい。
色々な仕事をし、様々なツールに触れ、結局のところ、デジタルとは言え、古典的な手書きで、勉強をしている。時計の針が20年巻き戻って、また原点に回帰している。
これで良いんじゃないか、という感触がある。
一方で、AIに否定的な見方の僕であるが、学問については、これ以上ないほどお世話になっている。
大学院に行くのが、2026年でよかった。とてつもなく学習効率は高い。勉強に関しては、AIは超優秀な先生であり、相談相手だ。
教科書の解説、解釈
現象の比喩
疑問点の壁打ち(気を使わず、気の済むまで!)
理解度を試す問題の生成、採点
LaTexのようなツールのコードの生成
論文の翻訳、ようやく
等々。頭を使う必要はあるが、ひとりで悶々と袋小路に入る心配もないのが、勉強をする上での心理的な安全性につながっている。AIのない時代であれば、かなりの確率で学問に挫折していたのではないだろか。
紙の参考書を広げ、デジタル電子メモでグラフと数式を手書きをし、時折PCのAIに向かってひたすらタイピングをしている姿は、社会人としては少し異様かも知れないが、これからの時代の勉強というのは、こんな感じになっていくのかも知れない。いつかムスメに訪れる世界を、自分の実体験で予習している。
手書きをしながら、出てきた悩みはAIと話す、このスイッチをしながら学ぶ組み合わせは、いまのところ、いい感じだ。手書きは最高である。
電子メモは奮発して最も書き心地が良いものを買ったので、98,000円もした。元を取るまで、この手書きの勉強に飽きなければ良いのだが。



