チバが死んで、もうだいぶ経つ。
本当に大好きなミュージシャンだった。
2024年1月、告別イベントにムスメを抱いて会場に向かい、爆音でダニー・ゴーが流れる中、花を添えた。1歳になる前にライブハウスデビューし、チバのヴォーカルとアベのギターを大音量で浴びたムスメは、ロックのエリートかも知れない1。
チバはなんつーか、声はもちろんだけど、その「適当な感じ」がカッコいい。ミッシェルのバンド名も友人の読み間違いをそのまま採用2していて、バンドスタート時から適当な感じ。Googleの社名と同じだ。
特に、コイツどんだけ適当なんだ、と思ったエピソードがある。ロックファンにとって北海道石狩といえばRising Sun Rock Festivalだが、そのステージで「シスコ」を演る前のチバのMC。
「石狩はニホンのサンフランシスコだぜ!」
ワーッと盛り上がる観衆。
だが冷静に考えると….どういう意味??石狩にサンフランシスコの要素があるだろうか。全くない気がする。せいぜい、海が近いというくらいではないだろうか。
でもそんなことはどうでもいい。チバが云えばカッコいい、盛り上がる。それだけでいいのであって、チバが云うなら石狩はニホンのシスコなのである。
いま、「A Voundaly」のウェブサイトや、配信設定をいじっている。個人の運営から、共同執筆に変えたので、個人色が強い部分を修正していく。
署名からは「By Hikaru」を消す。サイトのファビコンが僕の写真だったので、適当にロゴを作る。共同執筆に変えた機に、サイト名はそのうち変更するだろうから、最低限の仮置き程度で十分だ。
30分程度の作業にしては、良さげなものが出来た。デザインとFigmaを最低限は齧っておいた甲斐があった。折角なので、ロゴのストーリーを後付けで考えはじめる….仮置きなのに。
まず、AとVの形状が対称を成す。 Aは上向きで浮力、形而上、理想、抽象。Abstractive. Vは下向きで重力、実在的、現実、具体。Visible. Voundalyは元は「Boundary」― あいだ・境界。僕たちは抽象と具体の境界を扱う。 どちらの極にも逃げず、そのバランスと両立を背負う。美しさと、モテ。 だから、ふたつの対立とその間を表現した 「A \ V」がメインのモチーフになる。 文字はレイアウトを吟味すると、V / OUN / DALYと3分割して配置するのがベスト。 ounはアイルランドの「ひとつ」や、オウンown 「所有」を意味する。 oneと同じ語源だ。個、私的なものを表現している。 dalyはアイルランドで「集会・議会」を意味する。 公共的なもの。集団、他者を表現している。 理想を表す「A」は、個 ounに紐づく。現実を表す「V」は他者 dalyと紐づく。 だから、配置的にもピッタリだ。
…などと、Claudeと会話しながら、適当に意味づけしていく。一部はハルシネーションをされたせいで、ちゃんと調べたら嘘が混じっている。ホント後付け、嘘混じり、適当3。でも別にいい。なんかカッケェから。
しかし、順番的には「適当だから格好いい」わけではない。
チバは、元々カッコいい。
①格好いい→②なのに適当→③でもそれすら格好いい→①…. っていうループ。だから、適当が許されるのは元々やっていることがカッコいいやつだけだ。このクソ適当なロゴストーリーがカッケェかどうかは、肝心の「執筆」自体がカッコいいかに裁かれる。上等!
—
…
僕は「適当な格好良さ」に憧れがあるんだと思う。その憧れから、パジャマのままで遠くまで、を書いた。そして昨日は一人じゃなく、みんなで遠くまで、と書いた。僕たちパジャマ着の3人組で、遠く遠くどこまでもいけたら面白い。
誰がなんと言おうと、「石狩はニホンのサンフランシスコ」だ。
それではまた明日。
ムスメは2歳でフィッシュマンズの感謝(驚)が歌えた。マジ可愛い。
チバの友人がThe Damnedのアルバム『Machine Gun Etiquette』の筆記体で書かれたタイトルを読み間違えて「Michelle Gun Elephant」と読んだらしい。
いちおう、AとVの対比は元々いいなとおもっていて、それで「A」を付けた。そこは意図的。アイルランド語の「oun」は嘘が入っている。dalyの意味は本当。そういえばsoramiはアイルランドに住んでいたことがあったような。






とてもかっこいいです。「適当すらかっこいい」までいくかはわかりませんが🤭
デザインというのは細部にわたり「なぜこれを選んだのか」が説明できるものなのだと最近少し学んでいて、解説を聞くたび感動しています。
ロゴのストーリー、後付けであってももとてもかっこよくてため息出ます。(仮)なのに😂