こちらへの投稿で頂いた質問にお答えしていきます。お便り寄せてくださった方、ありがとうございます。
1日分のニュースレターが簡単に書けるので、これは便利な仕組みですね。最近時間がなくて、ゼロから記事を書くのが億劫な日もなくもないので、引き続き質問はちょいちょい募集しておこうと思います。
私的にもらったお便りを公衆の記事にするので、これはメールでいう「Fw(転送)」に該当するかなと思いました。質問お便りへの返しはFwっていうタイトル・ルールでうやることにしようかな…1
1/ メンズ美容
Q. 樫田さんのメンズ美容事情が知りたいです。何かお手入れされていますか?
始めて訊かれるジャンルの質問。笑
全くしていないです。女性を見ていると楽しそうだなと思っていて、多少興味はあるのですが、幸運なこととして雪国生まれで生来肌が元々きめ細やか目なこと、そして不運なことに大変怠惰な方なので、まあやらなくていいかな、に倒れています。
前に買ったAesopのフェイスケアの何かが、ジムのロッカーの奥底にしまわれっぱなしの状態ですね….笑
オススメや、続けるコツなどあればむしろ教えていただきたいところです。
2/ キャリア
Q. ユニークなキャリアを歩まれているように拝見してますが、自身のキャリアについて再現性はあると思います? 毎朝ニュースレターたのしみに読ませていただいてます。また、asaoka sanのラジオとても良かったです。
ありがとうございます。
浅岡にも伝えておきます。長かったですよねアレ…(全てお聴きになれましたかね)。
んー直接な意味では再現性はないと思います。僕は割と行き当たりばったりでやっていて、そのあたりのちょっとばかりは中動態的キャリアパスとか、曖昧に判断、技術的に決断でもちょっと書いたところなんですが、
でもこの先の時代の流れ的には、40歳くらいまでは資本主義的な価値観(スタートアップとか)で、40歳以降は公共的な価値観(政府や大学)で生きていくという二階建ての設計はひとつのモデルケースになるんじゃないかな、そうなるいいなーと思っています。それは、僕のいまの生き方が肯定されると良いな、とかそういう小さな話じゃなくて、人類のためにはその設計が有用なんじゃないかと思っているからです。
だから、再現性というか、僕みたいなキャリアの流し方・生き方が今後の中心的な社会システムになってもおかしくないとは考えておるんですよねー。
その辺りはちょうど「僕のポスト資本主義論」的な記事を書こうとおもっているので、そこである程度お示しできればなと思っています。
3/ 育児
育児やっていること、自分時間の作り方や時間帯について聞いてみたいです
こどもがいると時間の作り方は工夫がいりますよね。
担当が決まっていて、いまは週3日は朝の支度と送り、週1の夜の迎えと寝かしつけ、水曜日は早帰りで家族の日、土日のどちらかを丸一日ワンオペ、っていうのが大体の決まりです。
うちは、両親でこどもを見る時間を余り取っていなくて、基本ワンオペ、その裏番でお互いの自由時間が取りやすいように設計しています。
なので僕は、土日のどちらか1日は自由、週3日の夜は大学に行く日で、その前後で自分の時間は取っています。あと、平日昼も僕はそもそも週5勤務でないので(デジタル庁は週の勤務日数がある程度柔軟)、日によっては平日昼間も時間があったりします。でも、ポッドキャスト録ったりニュースレター書いたり、散歩したり、大学の宿題していたり、そんなことしていたら1日あっという間ですね。
子育て、お互いに頑張りましょう。
4/ 買い物
一万円以内で買ってよかったもの3つ教えてください!
冗談抜きで最近、ほとんど物を買ってないかも。
トニックウォーターの箱買い、ムスメのパズルくらいしか思い浮かばん。1万微妙に越えてますが、前紹介したドリス・ヴァン・ノッテンの香水ケースは気に入ってます。友達に紹介したら、そいつも買ってましたね。
5/ 折り合い
フリーアジェンダとちょうどいい会議楽しく聞いてます。ありがとうございます。 ところで折り合いという言葉が最近気になってます。 Hikaruさんは折り合いについてどう思ってますか?
たしかに改めて見てみるとすごい言葉ですね。
「折り」合うのか。ゴンvs.ゲンスルー戦で「これは心を折り合う戦い」というセリフがあったなアレは良かった、と思って調べたら「心を摘み合う」でした。違った。
でも、要は折る(折れる)っていうのは自分の主張が100%の純度で通るのを諦める、という意味で「合う」はお互いに、ってことなので、僕の価値観ではこれはいい言葉ですね。
100%自分の意見を通すよりは、折り合いを前提に考える方が、全てに於いて良いことが多いんじゃないですか。というのは、相手が何を譲れなそうか、という観察が必須になりますし、自分も何が譲れる・譲れない、の優先度とトレードオフの条件を研ぎ澄ませる必要が自然と出てきますし。それって、とっても重要なスキルですよね。
強いて言うなら、「折り合う」より「折れ合う」の方がいい言葉だったかも。
6/ 肩書き
いつも楽しく様々な発信を拝見させていただいております。 Hikaruさんのキャリア形成への考え方とその変遷をお伺いしたいです。 背景としてはデジタル庁のCxOに就任されたときの以下のツイートが強く印象に残っています。
私は現在30代前半で、タイトルへの憧れとそのレースから早く降りたいという相反する気持ちとどう向き合うかに悩んでおり、Hikaruさんはかつてどうだったのかが気になっています。
こんなツイートしたか。笑
どうだろうーちょっと質問者さんと近い部分はあるかもしれないです。僕はもともとタイトルにマジで憧れとか自体がなくて、というか管理職が嫌いなんですが。でも、人生は厄落としゲームだと感じることが多くて、後から化けて出る可能性がある欲望は早めにお祓いしておいたほうが楽だなーって思ってるフシがあります。
若いうちに経験しなかったから、いい年になってから肩書にこだわったりする人にはなりたくなくて、厄除けのためにやってきた感じがありますね。そうやって、一度経験したら楽になる効果はあります2。
こう書いちゃうと完全に自分のためだけに肩書を考えてるやつみたいだけど笑、役職をやることで初めて見えることも、そりゃあもちろんあります。僕の仕事の場合、管理職につくと割と起業家に近い立ち位置になる――仕事の創出・採用・信頼残高の調達・アライアンス・広報とか、全部やったりね。 そういえば、こちらにちょっと書きました3。そういうのはいい経験になります、視野が全く変わりますね。大事な仲間を自分で集めたり守ったり出来る権限も肩書あってこそですしね。
えー、結論なんですが、僕は元々憧れがなくて、適切な時期にレールから降りたいと思っていたので、やったおかげで厄払いできたし、良い経験にもなった感じです。(過去形になっちゃいましたが、まだやってるんですが)レールから降りたい理由は、崩せ、そこに自由があるに書いたことと関係があって、単一の価値観に囚われない方が自由だろうな―って直観しているためです。
なんで、キャリア形成っていう考え方自体があんまりなくて、その経験が人生を自由にするか、というのが僕の核の思考回路なんでしょうね。
7/ 読書
最近読んだ面白い本教えてください!
近頃は新しい本と云うよりは、むかし買った本を再度掘り起こして読んでることが多いですね。ヤニス・ヴァルファキスの娘に語る経済本が久しぶりに読んだら、昔よりも遥かに簡単に理解できて面白かったです。今は、ルールはそもそもなんのためにあるのかと、寝ながら学べる構造主義を雑に読み返してます。あとは、資本主義に出口はあるのか, 世界は贈与でできているをもう一度ちゃんと読みたいなと思っている。
最近本屋に行って気になったのは….暗黒啓蒙のカーティス・ヤーヴィンのネオ君主論が意外に中身が無くて吹いたのと、ルドガー・ブレグマンの倫理的野心を持てが、ちょっと読んだ限りでめっちゃ気になりました。
あ、あと、ポール・ローマーと経済成長の謎はめちゃくちゃ面白いです。
僕は殆どちゃんと本を読まないので、ファスト読書的な要素が強いです。
—
いやー書くことが決まってるって良いですね。
引き続きこちらまでお便りお待ちしています。
他には、書き手同士のアンサー記事は「Re(返信)」とつけるというのがA \ Voundalyの緩やかな作法です。
あと、デジタル庁の仕事については、スタートアップを創るかのようにっていう、ほとんど宣伝していないマル秘なプレゼンテーションがあります。



